■ワンルームマンション経営はNGかも!?

★投資用マンション「ワンルーム神話」。

もう相当古い話になりますが、投資用マンションとしてワンルームのマンションが雨後の筍のように建設された時期があります。

記憶が正しければバブル経済の序盤のころだったと思います。

日本の景気が先々良くなることを見越して、大手デベロッパーが「ワンルームマンションへの投資ライフ」を提唱し、日本中に講演を仕掛けて聴衆を集めました。

ワンルームなら購入価格も安くて、入居者は親のスネをかじっている学生だけれど、親は小金持ちだから家賃の滞納はない、安定収入になる~。

つまり、「いまアクセクと安い給料で働かされている会場のあなたも、明日からワンルームマンションのオーナーズライフを満喫できるのです!」~。

ザックリこんな内容の講演だったと思います。

当時はとても画期的なもので、一介のOLやサラリーマンがマンションを所有し、しかも月々定額の家賃という安定収入を“副収入として獲得できる”など、夢の世界でした。

「家賃を住宅ローンの返済に充当すれば、あなたはこれまでどおり会社で働いているだけで、マンションという資産が形成できる」~。

たしかこんなふうにもアピールして、聴衆の気持ちをワシヅカミにしていました。

そのとき経済評論家の何人かが、「近いうちにワンルームマンション経営は破綻する」と予言めいたことをテレビで語りだしました。

あまりの過熱ぶりに危機感をもった識者たちが警鐘を鳴らしたのです。

その予言どおり、不動産投資の花形だった夢のワンルームマンション経営は全壊し、火付け役だった会社も倒産しました。

理由は入居者の質と回転率の無さと、近所の悪評~。

毎晩、バイクにまたがって騒音をまき散らすドラムスコたちのご帰宅に、近所から苦情が殺到したのです。

そんなマンションから追い出されたドラ息子たちの後の空き住戸には、誰も入居しません。

ほどなくしてバブル経済は崩壊し、ドラ息子たちの金づるも、安サラリーマンに身を転じていきました。

いまワンルームに不動産投資の夢をかけているみなさん、気をつけてください。

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